便秘を甘く見てはいけません

便秘を「たかが便秘」と捉えている人は多く、実際に悩まされている人もそれほど深刻に受け止めている人は少ないはずです。
しかし、重度の便秘になってしまうと美容や健康に大きな悪影響を及ぼしてしまうので、 できる限り早めに対処するのが望ましいです。

便秘というのは、体内に本来あってはならない老廃物が長期間蓄積されている状態で、 その老廃物から体に害を与える毒素が発生されます。
その毒素が血液に流れ込み、全身に回ってしまうとニキビや吹き出物といった肌トラブルを引き起こしてしまいます。
そのため、いくら美容効果のある化粧品を使用していても、便秘を改善しないことには、いつまで経っても肌トラブルが治ることはないのです。

そして、便秘になると大腸にどんどんガスが溜まってしまうので強い腹痛を感じたり、毒素が蓄積されることによって体臭や口臭の原因になります。
その他にも痔を誘発させる原因にもなりますし、自律神経を乱しアレルギー症状を引き起こしたり、疲労感や倦怠感といった体の不調にも影響します。
また、便秘をそのまま放置することによって、大腸ガンや大腸ポリープ、動脈硬化、腸閉塞といった病気を引き起こす危険もあります。

便秘が原因で、このような症状や病気を起こす可能性があるということを認識しておきましょう。

 


どうして便秘になるの?

便秘を治したいと思った場合、まず考えないといけないのが「どうして便秘になったのか?」ということです。
原因は、人それぞれ違うため、自分に合った改善方法を行なわないと解消することはできません。
便秘を解消したい場合は、まずその原因を知り、それに合った対処法をするのが効果的です。

便秘の種類は大きく「機能性便秘」と「器質性便秘」の2つに分けることができます。
例えば、食物繊維が不足しがちな食生活をしていると腸への刺激が足りないため、腸の動きを低下させてしまい、老廃物が蓄積しても排泄させることができません。
また、ストレスなどによって自律神経が乱れてしまうと腸の蠕動運動に異常をきたしてしまうので、どんなに規則正しい生活をしていても便が排泄されずお腹の中に残ってしまいます。
このような原因・メカニズムで起きる便秘のことを機能性便秘といいます。

そして、器質性便秘というのは、自力でどうすることもできない体調不良や病気などによって引き起こされる便秘のことです。
この場合はすぐに病院に行き、原因となる問題を解決する必要があります。

このように起こるので、自分の便秘はどれに当てはまるのかを考えてみてください。



下剤で便秘解消はできない?

悩まされている人の中には、下剤で排便を促している人もいますが、あまりおすすめできる方法ではありません。
確かに下剤を使用することによって、強制的に解消することができますが、それはあくまでも一時的な効果なので本当の意味での便秘解消には繋がりません。
また、毎回毎回、下剤を使い続けてしまうと直腸性便秘というものを発症させる原因になります。
直腸性便秘というのは、簡単にいうと下剤依存症のことで、下剤や浣腸などを使わないと自力で排便できなくなる症状のことです。
そのため、下剤や浣腸を使わない限り、どんどん大腸に便が蓄積されてしまいます。

このように下剤を乱用することは、新たな便秘を生む原因になりかねないので、できる限り自力で排便できるように努力しないといけません。
既に直腸性便秘かもしれないと感じている人は、少しずつ下剤の使用回数を減らしていき、便秘と深い関係のある食事と睡眠と運動の見直しを行なってください。
そうすることで、徐々に下剤を使用しなくても、自力で排便できるように変化していくはずです。

ただ、それでもなかなか直腸性便秘が改善しない場合は、専門医に相談された方が良いかもしれません。

 

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