年代別の便秘

高齢者

高齢者は便秘なりやすい?

高齢者は便秘になりやすいと言われていますが、どうしてなのでしょうか?
それは、高齢者になると大腸の動きが低下してしまうからです。
大腸の動きが低下してしまうと便ではなく、腸に水分が吸収されてしまい、便が硬くなります。
そうすると排便が困難になり、便秘になってしまうという訳です。
そして、このような便秘のことを弛緩性便秘といい、高齢者の便秘で一番多いタイプです。

また、体の筋肉が衰えてしまうことも高齢者の便秘の原因のひとつです。
年を重ねるごとに腹筋が衰えてしまうと便を外に押し出すことができませんし、筋肉が低下して、内臓が下垂ぎになってしまうことで、蠕動運動が起こりにくくなるため、便秘になります。

高齢者の場合は、生活習慣よりも身体的衰えが原因だと思ってください。
特に寝たきりの高齢者は、筋肉や内臓が衰えやすいので、非常に便秘になりやすいので、注意しないといけません。
そして、高齢者になると薬を飲む機会が増えると思いますが、その薬が理由で便秘を引き起こしていることもあります。

高齢者になってからの便秘を予防するためにも、今からでも筋肉を強化したり、生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?
そうすることによって、将来的に便秘に悩まずに済むかもしれません。



高齢者の便秘の原因とは?

高齢者の便秘の原因は、主に「大腸機能の衰え」「運動不足」「水分不足」「薬の影響」などです。
年齢を重ねると大腸機能が衰えてしまうので、便が硬くなり、スムーズに排便できなくなります。
この大腸機能の衰えが最も大きな原因で、便秘に悩まされている高齢者の方が非常に多いです。
また、高齢者になると運動する機会が減ってしまい、筋力がどんどん低下していきます。
筋力が低下すると内臓が下垂気味になったり、腹筋によって便を押し出す力が弱まるため、排便が困難になります。
そして、高齢者の方は喉の渇きを感じづらいので、自分でも気がつかないうちに体が水分不足に陥っていることが多々あります。
水分が不足すると便が硬くなってしまうので、便秘になりやすくなります。
また、高齢者の場合、薬の副作用が原因で、便秘になることも多いです。
薬の中には、排便をしづらくするものがあるので、そのような薬を服用することによって便秘を引き起こしている可能性もあります。

一般的にこのような原因が高齢者の便秘を引き起こしてしまいますが、中には重大な病気が原因の場合もあります。
大腸がんになると便秘を引き起こすことが多いので、念のために医療機関で受診された方が良いかもしれません。



高齢者の便秘で注意したいこと

高齢者の場合、通常の便秘解消法を試すと悪化したり、体調を壊す危険があるので注意してください。
高齢者には高齢者の便秘解消法があるということを理解しておきましょう。

まず、高齢者の便秘で注意したいことは、食物繊維の摂り過ぎです。
便秘を改善するために、食物繊維が一般的に効果的だといわれていますが、高齢者の場合、摂り過ぎると便秘が悪化するケースがあります。
食物繊維を摂取する時は、一緒に水分も摂るようにしてください。

また、冷たい水を飲むと腸が刺激され、便秘に効果があるといわれていますが、高齢者が同じことをすると内臓機能が低下してしまい、逆に腸の動きが悪くなるので止めましょう。

そして、高齢者の便秘の主な原因は、筋力や内臓機能の衰えなので、適度な運動を毎日行うことが大切です。
運動を行うことで、筋力を鍛えることができますし、内臓機能を正常に働かせることができます。
激しい運動を行うと身体への負担が大きく体調を崩す恐れがあるので、ウォーキングやストレッチなどがおすすめです。
特にウォーキングは、便秘に効果があるので、毎日30分~1時間ほど続けてください。
そうすることによって、便秘薬などを使用せずに健康的に便秘を改善することができるはずです。