年代別の便秘

成人

生活習慣の乱れに要注意

大人になると仕事の影響でどうしても生活習慣が乱れてしまいます。
そして、その生活習慣の乱れが原因で便秘を引き起こす危険があるので、注意しないといけません。
特に生活習慣の中で注意したいのが「食事」「睡眠」「運動」です。

栄養バランスの悪い食事をしていると腸内環境が悪くなり、便秘になりやすい体質を作ってしまいます。
野菜不足だと感じている方や、肉中心の食事をしている方は、便秘改善に効果がある食物繊維が豊富に含まれた緑黄色野菜を積極的に食べるようにしてください。
そして、不足しがちな栄養素をサプリメントなどで補うようにしましょう。

便秘と睡眠時間はあまり関係がないように思われますが、睡眠時間が少ないと自律神経が乱れてしまうため、便秘になりやすいです。
仕事から帰ってきて、遊びたい気持ちは分かりますが、便秘予防するためにも早めにお休みになるようにしてください。

大人になるにつれてだんだん体を動かす機会が減ってしまい、運動不足気味になります。
運動不足になると筋肉が低下してしまうので、排便に支障をきたすので、適度な運動を心がけるようにしてください。

成人の便秘の場合、このように生活習慣が大きく関係しているので、日々の生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。



成人の場合はストレスが便秘の原因?

成人の便秘の場合、ストレスが原因というケースが非常に多いです。
自分では気付いていないかもしれませんが、私たちは常に何かしらのストレスを感じて生活しています。
そのストレスの積み重ねによって、便秘になってしまうことがあるのです。

ストレスを感じると自律神経が乱れてしまい、正常の働きをすることができなくなります。
自律神経は、排便を促す蠕動運動を促す大切な役割を持っているので、正しく働かないと蠕動運動に異常をきたし、上手くコントロールすることができなくなります。
これが、ストレスによって便秘が起きるメカニズムです。

成人の場合、仕事や人間関係、育児など子供の頃よりもストレスを受ける機会がとても多いです。
そのため、子供の頃は便秘になることは無かったが、大人になってから便秘になったという人も珍しくありません。

有効なストレスの発散方法は人によって異なるので、一概にこれが良いとは言えませんが、自分が楽しいと思うことをするのが一番です。
読書やショッピング、映画、音楽、旅行、スポーツなどストレスを発散する方法はたくさんあるので、自分に合ったストレス発散方法を見つけてください。
また、睡眠不足だとストレスが溜まってしまうので、十分な睡眠時間を確保するのも大切です。


それは本当にただの便秘?

便秘になっても「ただの便秘」だと軽視している人が多いですが、本当にそれはただの便秘なのでしょうか?
便秘に悩まされている方の中には、実は病気が原因で便秘を引き起こしていることがあります。
特に中高年の場合は、体に何かしらの異常が出てくる可能性があるので、便秘を甘く見ない方が良いです。

成人の便秘を引き起こしやすい病気は、大腸がん、直腸がん、大腸ポリープ、腸閉塞、子宮筋腫、自律神経失調症、甲状腺機能低下症、糖尿病などです。
この中でも注意したいのは、大腸がんや直腸がん、糖尿病といった生活習慣病です。
生活習慣病は、乱れた生活習慣をすることで起こる病気の総称で、成人の方に多く見られる病気ということで昔は成人病と呼ばれていました。
そして、生活習慣病の初期症状として、便秘が多く見られます。
生活習慣を改善しても便秘が長く続くようであれば、既に何かしらの生活習慣病になっている可能性があるので、早めに検査するようにしましょう。
大腸がんや直腸がんの場合、発見が遅れてしまうと命に関わるので、早期発見、早期治療が大切です。

そして、生活習慣病を予防するためにも、普段の食生活に気をつけたり、適度な運動をすることをおすすめします。